総務省は17日、2016年の家計調査報告を公表した。住宅ローン返済世帯の住宅ローン返済額(土地家屋借金返済)は、1世帯当たりの1カ月平均が9万2945円となり、前年より名目5・8%の減少となった。可処分所得に占める住宅ローン返済額の割合は19%で、前年より1・2ポイント低下した。
「二人以上世帯」のうち勤労世帯に占める住宅ローン返済世帯の割合は、持家率の上昇もあって39・4%となり、前年と比べて1・6ポイント上昇、2000年以降で最高だった13年の39・6%に迫る割合となった。

【引用:建通新聞】